PLCで使われるタイマーはオンディレー型が一般的です。オンディレータイマーをオフディレータイマーとして使うには、プログラムに少々工夫が必要になります。
オフディレータイマー
入力信号がONになると同時に出力がONとなり、入力がOFFになると、設定時間を経過後に出力がOFFになる回路をオフディレイタイマーといいます。
自己保持とタイマーを組み合わせた例
入力(0.00)がONになると、補助リレー(100.00)が動作し自己保持します。
補助リレー(100.00)のa接点により、出力リレー(10.00)が動作し、自己保持します。
入力(0.01)により補助リレー(100.00)がOFFになると、タイマー(TIM000)が動作し、10秒後にタイムアップ。
TIM000のb接点が動作し、自己保持が解除。
出力リレー(10.00)と、タイマー(TIM000)がOFFになります。